三城クリニック

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院長あいさつ よくあるご質問FAQ

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よくあるご質問_クリニックについて

Q.
初診時に用意するものはありますか?
A.

以下のものをお持ちください。

  • 健康保険証
  • お薬手帳(お持ちの方のみ)
  • 他の病院からの紹介状、検査結果(お持ちの方のみ)
  • 公費受給者証(お持ちの方のみ)
初診の方は病状を詳しくお聞きする必要がありますので、診療終了30分前に起こし頂けますと幸いです。

Q.予約診療はありますか?

A.

当院では、当日窓口で受付をして頂いた順番にご案内させて頂いております。診療内容により、順番が前後する場合もありますことを何卒ご了承下さい。

Q.受付後外出は可能ですか。

A.

はい、可能です。外出を希望する場合には、受付に声をかけてください。また、外出から戻られた際には、必ず受付へ声をかけて下さい。

Q.健康診断はうけられますか?

A.

企業検診を含め、各種健康診断は随時受け付けております。詳しくはお問い合わせ下さい。

Q.職場の健康診断で再検査となりました。

A.

内科一般に対応しています。健診結果をご持参下さい。医師の記入・返信が必要な書類もございましたら一緒にお持ち下さい。 ※胃カメラ検査と大腸カメラ検査は対応しておりませんので、バリウム検査異常、ピロリ検査陽性、便潜血陽性は対応しておりません。

Q.クレジットカードは使えますか?

A.

申し訳ございませんが、クレジットカードはご使用いただけません。現金のみの対応とさせていただいております。

Q.診断書はもらえますか?

A.

診断内容、治療内容などを記載した診断書(有料)をお渡しできます。

Q.駐車場はありますか?

A.

病院前と病院西側に30台分ご用意しています。

Q.自費診療はしていますか?

A.

申し訳ありませんが行っておりません。

Q.三城クリニックはどんなクリニックですか?

A.

当院は長らく現院長ひとりで診療を行ってまいりましたが、2020年4月から2名体制となりました。
地元のかかりつけ医としての機能を残しつつ、副院長の専門性を生かし腎臓・糖尿病領域で専門的な治療を提供できるようになりました。
対話を大切にし、病気の合併症の阻止、また新規の病気の発生予防にも力を入れるべく、ひとりひとりの患者様の状況を適切な検査と診察で見極めていきます。
そして患者様お一人おひとりが生き生きと充実した日々を過ごし、幸せで納得できる人生に貢献して参ります。

よくあるご質問_診療一般について

Q.
どのような病気に対応していますか?
A.

当院では専門的な腎臓病、糖尿病から甲状腺診療、膠原病診療、内科全般(風邪、胃腸炎、花粉症、高血圧症、高脂血症、痛風) 、漢方診療、小児科、皮膚科、外科・整形外科まで幅広く診療対応させていただいております。ご自身がどのような病気か分からない場合にも、お気軽にご相談ください。

Q.

何科で診てもらったらいいかわかりませんが診察してもらえますか?

A.

当院は気軽に相談できるクリニックを目指しております。場合によっては対応できないこともございますが、どのような症状でも、まずはご相談していただければと思います。

Q.エコー検査(超音波検査)は行っていますか?

A.

行っております。甲状腺エコーは予約不要で随時対応しております。その他エコー検査については、診察後に検査予約とさせて頂いています(緊急性がある場合のみ当日検査を行います)。
お電話によるエコー検査予約は承っておりませんのでご了承ください(当院であらかじめ予定されている検査のみ承ります)。

種類主な検査項目
腹部エコー検査肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱
頸動脈エコー検査頸動脈の性状、プラーク病変
甲状腺エコー検査甲状腺の性状、甲状腺腫瘍
心臓エコー検査心機能、弁膜症

Q.どのような検査ができますか?

A.

当院では院内検査として血糖検査、HbA1c検査、尿検査、心電図、エコー検査、レントゲン検査を行っています。外注検査として血液検査、骨密度検査を行っています。

Q.高血圧の診療はしていますか?

A.

健診で血圧高値を指摘された方、自宅での血圧が上昇してきた方、頭痛やめまい、のぼせなどで高血圧が心配な方などいずれも対応しています。 まずは体調、生活習慣の確認、診察を行い治療についてご相談させて頂きます。
基本的に自覚症状はありませんが、動脈硬化の原因となり、脳梗塞や心筋梗塞、腎臓病など合併症を引き起こす事があるため、早期発見・早期治療が重要です。
食事療法・運動療法など生活習慣の改善を治療の基本として、合併症の発症リスクが高い場合など必要に応じて薬物治療を併用します。
健康診断で高血圧を指摘された方、ご自身の血圧が気になり始めた方、ご家族に高血圧の方がいて心配な方など、お気軽に当院までご相談ください。

Q.脂質異常症を指摘されました。診察できますか?

A.

はい、対応しています。コレステロールや中性脂肪(トリグリセリドなど)といった血液中の脂質の濃度が慢性的に高い状態、もしくはHDL(善玉)コレステロールが少ない状態を脂質異常症と言います。コレステロールが多すぎると血中のコレステロールが過剰(LDL(悪玉)コレステロール)になって動脈硬化を誘発してしまいます。
脂質異常症も糖尿病や高血圧などの生活習慣病と同様に自覚症状がほぼないのも特徴です。そのため、血液検査や健康診断で初めて指摘されることが多いです。放置を続けると動脈硬化が進行していき、やがて心筋梗塞や脳卒中などの発症させてしまう原因となる可能性もあります。
治療としては、主に生活習慣の改善(食事療法・運動療法)と薬物療法になります。

Q.痛風になりました。診察できますか?

A.

はい、対応しています。まずは痛みの対応を行い、その後に原因の対処を行う流れになります。 血中の尿酸が多い状態(高尿酸血症)が原因で痛風になります。 尿酸が高いと問題なのは痛風以外に尿管結石、腎不全(痛風腎)、心血管疾患のリスクになる事です。治療には食事療法が重要で、プリン体(レバー類、干し椎茸、魚卵類、えび、かつお、いわし、アルコール飲料など)を多く含む食品の摂取を控え、栄養バランスの良い食生活を送るようにします。
アルコールについても、禁酒および節酒に努めます。運動療法も併せて行い、肥満の解消も目指します。運動につきましては、無理のない軽度な運動(有酸素運動、ジョギングや水泳など)を1日30分以上行うようにしてください。必要に応じて、薬物療法も併用します。

Q.花粉症はどのような診療は行っていますか?

A.

当院では症状をお伺いして、アレルギー症状を抑える治療を行っています。
「眠くなりにくいもの」「強めではなくマイルドなもの」「妊娠・授乳中なので影響のないもの」などご希望にあわせて処方が可能です。
抗ヒスタミン薬内服を中心として、その他症状に応じてロイコトリエン受容体拮抗薬内服や点鼻薬、点眼薬を使用していきます。
申し訳ありませんが舌下免疫療法、抗IgE療法は対応しておりません。

Q.皮膚科はどんな病気に対応していますか?

A.

蕁麻疹、帯状疱疹、口唇ヘルペス、水虫、皮膚炎、手荒れなどに対応しています。いぼに対する液体窒素療法は対応しておりません。難治性もしくは専門医対応が望ましい場合は、信頼のおける皮膚科・形成外科をご紹介いたします。

Q.整形外科はどんな病気に対応していますか?

A.

変形性関節症、けが、打撲、捻挫、関節痛、骨粗鬆症、リハビリ(低周波、ホットパック)などに対応しています。骨折を認める(もしくは疑われる)場合は、総合病院をご紹介致します。

よくあるご質問_腎臓病について

Q.健診で慢性腎臓病(CKD)を指摘されました。

A.

慢性腎臓病とは腎臓が慢性的に障害されている状態、すなわち〝腎臓が悪い″という病名です。具体的には腎臓の機能低下が持続しているか、蛋白尿が持続していることをもって慢性腎臓病と診断します。
日本には現在約1,330万人もの慢性腎臓病患者さんがいると推測されています。全員が透析になるわけではありませんが、一部の患者さんが進行して、透析や腎移植などの処置が必要になってしまいます。
当院では病状、検査所見、超音波検査を踏まえて治療方針をご提案しています。治療方針は患者さんお一人ずつ異なりますので、一度腎臓専門医への受診をお勧めします。

Q.健診でクレアチニンが高いと言われました。

A.

クレアチニンとはたんぱく質が分解された老廃物で腎臓から排泄されます。腎臓の働きが低下すると体内に蓄積し、血中のクレアチニン値が上昇しますので腎臓の働きの指標に用いられます。クレアチニンが高いと腎臓の働きが低下している可能性がありますので、一度ご相談下さい。

Q.eGFRについて教えてください。

A.

eGFR(推算糸球体ろ過量)とはクレアチニン、年齢、性別を用いて推算した腎臓の働きの数値です。eGFR60未満になると慢性腎臓病の可能性がありますので、一度ご相談下さい。

Q.健診で血尿(尿潜血)を指摘されました。どうしたらいいですか?

A.

尿潜血は尿中に血液(赤血球)がもれ出ている可能性がある状態です。血尿は、尿を作る腎臓や尿の通り道の病気のサインになります。血尿の原因には、糸球体腎炎のように腎臓からの出血によるものと、尿路結石や膀胱癌のように尿の通り道である腎孟、尿管、膀胱、尿道からの出血によるものに大きく分けることができます。糸球体腎炎が疑われる場合は、尿蛋白の程度により腎臓の組織を採取する腎生検という精密検査が必要になることがあります。
ご心配な方は詳しくご説明致しますので、一度ご相談ください。

Q.健診で尿蛋白を指摘されました。どうしたらいいですか?

A.

蛋白尿は尿中に蛋白がもれ出ている状態です。健診で尿蛋白を指摘された場合には、それが一時的で病的意義のない良性の蛋白尿か、病的な蛋白尿であるかを鑑別する必要があります。そのため早めに専門医を受診することが重要です。
良性の蛋白尿には、起立性蛋白尿、運動後や発熱時の蛋白尿があります。
病的な蛋白尿には、腎臓病に伴う蛋白尿があります。蛋白尿が続く場合、慢性腎臓病の可能性があります。血尿と蛋白尿を同時に認める場合には腎炎の可能性が高くなり、尿蛋白量を測定する検査(尿蛋白定量)を行うことによって正確な蛋白尿を把握する必要があります。
ご心配な方は詳しくご説明致しますので、一度ご相談ください。

Q.学校健診で「血尿」「蛋白尿」「尿糖」を指摘されました。

A.

検尿異常といっても様々な原因があります。再検査となった場合、詳しくご説明させて頂きますので健診結果を持参してご受診下さい。
血尿、蛋白尿の場合は無症候の良性なものの他に腎炎など慎重な鑑別が必要です。尿糖の場合は腎性糖尿の他に耐糖能異常や糖尿病の鑑別を行います。
問診、診察、検尿検査を行い、必要と判断すればエコー検査、採血検査も踏まえて病状、方針をお伝え致します。

Q.腎臓病の患者は安静にした方がいいですか?

A.

成人の慢性腎臓病の悪化原因になる、高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)に対して運動療法は有効です。過度の安静は、生活の質を低下させ、運動能力低下を招いてしまいます。腎臓に対しても、運動することにより腎機能の低下速度を遅くする、または腎機能を改善させる効果がある報告があります。更に慢性腎臓病患者さんは、心筋梗塞、脳卒中などの心臓血管疾患の予備軍でもあり、運動はそれに対する予防効果もあります。また、慢性腎臓病患者さんは高齢者に多く、筋肉量が減少しやすいので、筋肉を維持するためにも適度な運動を継続して実施することを勧めます。
腎臓病の程度により、許容される運動強度が異なりますので一度担当医にご相談下さい。

Q.腎臓と高血圧症は関係ありますか?

A.

高血圧が長期間続くと全身の血管が動脈硬化をおこし、心筋梗塞や脳梗塞の原因や腎臓の動脈硬化による慢性腎臓病(CKD)の原因になります。高血圧症は、初期の段階では、自覚症状が全く無いため健診で偶然指摘される事が多いです。コントロール不良の高血圧症は、慢性腎臓病(CKD)を悪化させ、末期慢性腎臓病である「慢性腎不全」の原因になります。

Q.慢性腎臓病の場合、生活で注意することはありますか?

A.

まず体調管理、血圧管理、投薬管理が大切です。 体調管理について、かぜをひかない事、日ごろしっかり水分補給を行う事をこころがけて下さい。水分摂取については個々で異なりますので主治医にご確認下さい。
血圧管理について、管理目標を設定し家庭血圧をしっかりつけましょう。塩分摂取量の定期的な評価も有用です。 投薬管理について、腎機能の程度(慢性腎臓病ステージ)により、内服薬の減量や回避が望ましい薬剤が多数あります。新規開始の薬剤は担当医もしくは担当薬剤師に確認をするようにして下さい。
その他には食事の蛋白質摂取や、他の生活習慣病の徹底管理など挙げられます。通院しながら学んでいきましょう。ご質問は随時受け付けております。お気軽にご相談ください。

Q.膀胱炎、腎盂腎炎は診られますか?

A.

はい、対応しています。ただ男性の場合は複雑性尿路感染と呼び、尿路系(尿管、膀胱、前立腺)のチェックが望ましいので、必要な場合に泌尿器科にご紹介させて頂くことがございます。

Q.頻尿、尿漏れは診られますか?

A.

症状をお伺いして、必要があれば糖尿病や腎不全など内科的疾患や膀胱炎など感染症のチェックを行います。
前立腺肥大症(男性の場合)や過活動性膀胱が疑われた場合、投薬治療を行います。病状により泌尿器科医紹介となる場合もございます。

Q.小児の腎臓病は対応していますか?

A.

学校健診の検尿異常(尿潜血、尿蛋白、尿糖)に対応していますので一度ご相談下さい。小さいお子さんの場合は検尿コップで採尿して頂ければ対応可能です。

よくあるご質問_糖尿病について

Q.糖尿病とはどんな病気ですか?

A.

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。糖尿病とはこのインスリンが不足したり、十分に作用せず血糖値が高くなってしまう病気です。血糖値の管理が悪い状態が長い間続くと様々な合併症を引き起こしてしまいます。 しっかりした治療をすることにより最大限、合併症の発現は防ぐことは可能です。また糖尿病だけでなく、他の生活習慣病の予防・治療もしっかり行う事が大切です。

Q.糖尿病になるとどんな症状がでますか?

A.

基本的には自覚症状に乏しいので、健診で異常を指摘されたら早めに病院受診頂く事が望ましいです。

代表的な症状としては以下のものがございます。

  • のどが渇いてたくさん水を飲む
  • 尿が泡立つ、トイレに何回もいく
  • だるい、足のむくみ、目のかすみ
  • 体重減少

Q.健診で血糖値は正常なのに糖尿病予備軍と言われました。

A.

糖尿病が発症する時は、空腹時の血糖値よりも食後の血糖値が先に上がってくることが多いです。空腹時血糖値のみでは糖尿病予備軍や軽症糖尿病の方を見逃してしまいます。健診によっては、血糖値の約1~2ヶ月の状態を見るHbA1c値を測定し、糖尿病予備軍か判定しています。たとえ空腹時血糖が正常でも、HbA1cが5.6%以上の場合には、平均的に血糖値が高いことを意味し、糖尿病予備軍や隠れ糖尿病である可能性があります。
当院では病状や家族歴などの問診や診察、検査結果(必要時には糖負荷試験)を踏まえて治療方針をご提案しています。ご心配な方は一度ご相談ください。

Q.糖尿病は治りますか?

A.

糖尿病はしっかりコントロールすると、健常な方と変わらない血糖値まで下がることもあります。しかしながら、血糖値が上がりやすい体質自体はなくなったわけではないので、引き続き良い血糖値を保っていく必要があります。このため、たとえ十分血糖値が下がっても「治った」という表現はせず、「コントロールが良い状態である」と表現することが多いです。いずれにしても血糖コントロールを良好に保つことで、健康な方となんら変わらない生活をおくることが可能です。

Q.HbA1cとは何ですか?

A.

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、過去1~2ヶ月の血糖コントロールを示す指標です。糖尿病のコントロール状態をみるために最もよく使われています。合併症を防ぐためには7.0%未満にすることが奨められています。過去1~2ヶ月の平均的な血糖を反映しますので、採血前に食事を抜いても急には下がりませんし食後であっても急に上がることはありません。
当院ではHbA1cは採血後、約5分間で結果がわかります。

Q.糖尿病ではどのような食事をすればよいのでしょう?

A.

当院では生活習慣など踏まえながら、食べる楽しみを失わないようお一人お一人に向き合って治療方針を決めております。

<食事療法のポイント>

  • よく噛んでゆっくり食べる。
  • 食べる順番に注意。まずは野菜から、主食は最後。
  • 1日3食規則正しく食事する。
  • 炭水化物を減らす。油ものを減らす。肉や魚をバランスよく取り入れる。
  • ジュース、清涼飲料水は回避。
  • 食物繊維はしっかり摂る。
  • 甘いものを食べる時は食事とまとめて。

Q.運動療法はどの程度行えばよいですか?

A.

理想的には有酸素運動を1日30分以上、週に3回以上行うのが好ましいです。しかしながら働いている人、家事で忙しい人などなかなか時間が作れない方も多数みえます。時間がとれない人の場合は少ない時間でもいいので、足腰の筋肉を使う事を勧めています。エレベーターを使わずに階段を使用、駅1区画を歩くなど日常生活で活動量を上げてみましょう。
運動には一時的な血糖を下げる効果と持続的な血糖を下げる効果があります。運動にて継続的に筋肉を使うことにより、血管内の余分なブドウ糖を取り込む受け皿が多くなります。継続して行っていくことが重要です。

Q.糖尿病では飲酒はだめですか?

A.

糖尿病のコントロールが悪い方、肝臓病がある方などの一部を除けば、当院では糖尿病患者さんでもアルコールの摂取は問題なしと指導しています。患者さん毎の病状により異なりますので一度ご相談ください。糖尿病で摂ってはいけない食品は基本ありません。食事の楽しみを失わないよう、一緒に考えていきましょう。

Q.糖尿病が心配で受診をしようと思います。食事は摂らないで受診した方がいいですか?

A.

糖尿病の状態を見る検査は、空腹時でも食後でも判断することができます。当院ではほとんどの方が通常と同じように食事を摂って来院されています。

Q.最近はインスリン注射以外の注射もあると聞きました。

A.

GLP-1受容体作動薬という注射剤があります(内服薬もあります)。
主な特徴として、インスリンと異なり低血糖はあまり起こさない事、食欲を抑える働きもあり、体重や内臓脂肪を減らす効果があります。その他、糖尿病の人の腎臓を保護する効果も期待できます。
当院でも対応しております。

Q.清涼飲料水でカロリーゼロの物ならいくら飲んでも良いですか?

A.

カロリーゼロは「100ml当たり5kcal未満」ということで、厳密にはゼロカロリーではありません。
カロリーオフ「100ml当たり20kcal以下」を表しています。(※飲料以外の場合:100g当たり40kcal以下)いくら“カロリーゼロ”と表示してあっても、飲み過ぎれば血糖の上昇につながります。

Q.入院せず、インスリンを導入することは可能ですか?

A.

重症な場合を除き、外来通院でインスリンの導入が可能です。

Q.インスリンポンプやCGMは対応していますか?

A.

申し訳ありませんが当院はインスリンポンプ、CGMに対応しておりません。
FreeStyleリブレは対応しております。必要な患者様は基幹病院もしくは対応可能なクリニックをご紹介いたします。

よくあるご質問_甲状腺について

Q.甲状腺が腫れていると指摘されました。

A.

慢性甲状腺炎(橋本病)やバセドウ病などの自己免疫の病気や腫瘍性病変(良性もしくは悪性)で甲状腺の腫れが見られます。医師の診察、エコー検査、必要と判断しましたらホルモン検査を実施しますので、一度ご相談下さい。

Q.甲状腺ってどこにありますか?

A.

甲状腺は首の前側にあります。蝶が羽を広げたような形で気管を包み込むようにあり、正常の甲状腺は柔らかいので、外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で触ることができ、首を見ただけで腫れているのがわかります。

Q.甲状腺エコー検査を受けたいです。

A.

当日実施可能です。痛みは全くありません。可能であれば首元が開きやすい服装で来院お願いします。

Q.甲状腺機能低下症を放っておくとどうなりますか?

A.

甲状腺機能低下症とは、血液中の甲状腺ホルモンが少ない病気です。甲状腺ホルモンが低下すると、全身の新陳代謝が悪くなります。そのまま放っておくと倦怠感、むくみ、便秘、高脂血症、不妊の原因になります。

Q.甲状腺機能低下症は治りますか?

A.

一過性の場合には治ることがありますが、半年以上続くの場合には、永続性と考えられ、生涯内服が必要となります。しかし甲状腺ホルモン剤を服用して不足している甲状腺ホルモンを補えば普段の生活は問題なく過ごせます。

Q.甲状腺機能亢進症とは何ですか?

A.

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺が活発に活動し、血中に甲状腺ホルモンが多く分泌される病気で、バセドウ病が最も代表的な疾患です。原因としては、健常な人には認められない甲状腺を刺激する抗体(自己抗体)が血中存在するために発症します。他に亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎があります。

Q.甲状腺ホルモンが多いとどうなりますか?

A.

甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の代謝が過剰になると、動悸、体重減少、手の震えなどの症状になります。長期に放置すると、心房細動による脳塞栓症や心不全、骨粗鬆症による病的骨折の原因となります。

Q.甲状腺機能亢進症の治療法を教えてください。

A.

バセドウ病の場合、まずは内服治療を開始します。体調、副作用の確認のため、定期的な通院が必要です。ホルモン過剰状態が改善されれば、内服薬の減量を行います。自己抗体がしっかり低下している事が確認できれば、内服薬の中止を検討します。ただその場合でも再発は30%ほど認められるので、慎重に経過観察を行います。
内服薬が副作用で飲めない場合は、アイソトープ治療や手術療法の検討が必要ですので、必要性を十分説明し対応可能な基幹病院にご紹介致します。
亜急性甲状腺炎の場合はステロイド内服を行い、病状改善後にステロイドの減量中止を行います。

Q.甲状腺疾患があると妊娠・出産は難しいですか?

A.

甲状腺ホルモンは、胎児や子供の発育、成長になくてはならないホルモンです。 甲状腺機能異常は、流産、早産、妊娠中毒症になりやすいとの報告があり、挙児を希望する場合は妊娠前から、甲状腺機能を正常に保つ必要があります。診察時にご相談ください。

Q.甲状腺の薬を飲んだ後、痒みや蕁麻疹がでました。どうすればよいですか?

A.

抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール)を内服中の方は、痒みやじんま疹が薬を飲み始め て4週間以内、多くは3週間以内に起こります。これは副作用ですが、かゆみ止め(抗ヒスタミン剤)と一緒に服用するとおさまる事が多いため、まず、受診し抗ヒスタミン剤の処方を受けてください。なお甲状腺ホルモンが高い時期には、発疹をともなわないかゆみが起こる場合もあります。